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教育ブックBookshelfs

研究生の一年間

西川ゼミ M1姜芳雨

1.授業

受講した授業:日本語教育副プログラム

前期:8科目(副プログラム7科目+留学生のための日本語授業)

後期:6科目(副プログラム5科目+留学生のための日本語授業)

感想:

 私は日本語学科の学部生だったため、日本語教育についてもあまり分からず、ただ日本語教師になりたいという理由で、日本語教育という専門を選びました。

 でも、お茶大の副プログラムのおかげで、日本語教育の専門知識を一から学ぶことができ、日本語教育とは理論を応用する

教師だけではなく、実践や理論に関する研究を行うことも、教育の一部だとわかりました。

 そして、学部生と同じ講義を受け、一緒にディスカッション・発表することによって、私自身も成長することができました。

 今、振り返ってみても、日本で大学生活を体験することができ、本当に良かったと思います。

2. 受験準備

参考になった本:

小柳かおる『日本語教師のための新しい言語習得概論』

佐々木泰子『ベーシック日本語教育』

大関浩美『日本語を教えるための第二言語習得入門』

コリン・ベーカー『バイリンガル教育と第二言語習得』

3. 普段の生活

・アルバイト(週3勤務、出願時と受験直前はアルバイトを一時やめました)

・それ以外

 時々、学部生の授業で知り合った日本人の友人や交換留学生と食事したり、買い物に行ったり、花火大会にも行きました。

 そして、国際課で開催される色々なイベントにも参加しました。例えば、NHKホールでのコンサート、小学校への訪問、学園祭などもありました。この一年間で、たくさんの友人ができ、勉強も、生活も充実した一年間を過ごせたと思います。

研究生の半年間

 

本林ゼミ M1李櫻柳

 

   2017年10月から2018年4月まで半年間、お茶大で研究生として

勉強させていただきました。

   研究生は卒業するために取得が必要な単位もなく、簡単に言えば、自分が

取りたいと思った授業を聴講できる学部生なので、どの授業を選ぶか

自分で計画しました。

 

大人の生徒

   初めのころは、何をすればよいか、どこに行けばよいかもわからなかったので、入学初日で私は半泣きの状態で「留学生

相談室」という、多様な専攻の大学院生チューターが情報提供や日本語学習面でのサポートを行うところに助けを求めに

行きました。

  二人のチューターさんがシラバスや、ゼミについていろいろと教えてくれて、やっと授業に参加することができました。「留学生相談室」は私にとってとても大事なところです。

 

   間もなくして、日本語教育コースの「大学院説明会」がありました。後期は毎年10月の中旬ごろに開催されます。

ここでは、入試に関する説明はもちろん、参考文献リストも入手することができるので、参加することをお勧めします。

  それから参考文献に沿って、学習計画を立てました。自分にとって読みやすい本をいくつか取り上げ、それを何回も熟読して、いつでも思い出せられるほど読み込むのが良いと思います。また、過去の入試問題を解いてみて、自分が本当に分かっているかどうかをチェックします。

  最後は受験についてです。いよいよ半年間かけて準備した知識を見せる場です。問題は全て文章で説明しなければならないので、自分の考えを紙と頭の中で一度整理してから書くことをお勧めします。

  この半年間で一番印象的なのは、女子大で勉強することは、普通の大学とかなり違いがあることです。ことばだけでは説明しきれないので、研究生として実際に体験してみるとよいかと思います。

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